30歳以下、七段以下の棋士で争われる第12回広島アルミ杯・若鯉戦本戦トーナメント(特別協賛:広島アルミニウム工業)が11月25日(土)に開幕した。1回戦が25日の午前、2回戦が午後に行われた。熱戦の結果は以下の表の通り。
26日の午前の準決勝に勝ち進んだのは李沂修七段、六浦雄太阿含・桐山杯、安達利昌四段、姚智騰四段の4名。組み合わせは、李―安達、六浦―姚で行われた。
熱戦の結果は、李と姚が決勝進出を果たした。李は本棋戦は第1回の準優勝者で、平成21年第34期新人王戦優勝以来の公式戦の優勝を目指す。姚にとっては公式戦初優勝が目前。ともに気合十分だろう。
ぜひ、ご注目ください。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では決勝までの全局を棋譜ライブ中継いたします。お楽しみに。
両対局者の前夜祭でのコメント
李沂修七段「(第1回準優勝でしたね、と問われ)負けて前の川に飛び込みたくなった(苦笑)。(昭和生まれですね)若手棋戦ではたいてい最年長です(苦笑)。この棋戦が終わったあと宮島への旅行を計画しているのでいい旅になるよう一局でも多く打ちたい」
姚智騰四段「広島はとてもよいところ。ここで対局ができてよかった。(1回戦の相手が吉川戦、アウェーですが)初対局なので楽しみです。精一杯がんばります」
準決勝の対局結果
――左側が勝者。△印は先番
△李 沂修七段 中押 安達 利昌四段
姚 智騰四段 4目半 △六浦雄太阿含・桐山杯
2回戦の対局結果
――左側が勝者。△印は先番
安達 利昌四段 中押 △佐田 篤史三段
△李 沂修七段 6目半 志田 達哉七段
六浦雄太阿含・桐山杯 中押 △張 瑞傑二段
姚 智騰四段 中押 △大淵浩太郎四段
1回戦の対局結果
――左側が勝者。△印は先番
△佐田 篤史三段 中押 上野愛咲美初段
△安達 利昌四段 中押 飛田 早紀初段
志田 達哉七段 3目半 △平田 智也七段
△李 沂修七段 中押 星合 志保二段
六浦雄太阿含・桐山杯 中押 △向井千瑛五段
張 瑞傑二段 中押 △外柳 是聞二段
姚 智騰四段 中押 △吉川 一三段
△大淵浩太郎四段 11目半 沼舘沙輝哉五段
参加棋士
- 東京本院・男性棋士(8名)
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- 東京本院・女性棋士(3名)
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- 関西総本部・男性棋士(1名)
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- 中部総本部・男性棋士(1名)
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- 関西総本部/中部総本部/関西棋院合同・男性棋士(2名)/同・女性棋士(1名)
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日本棋院ネット対局「幽玄の間」では広島アルミ杯・若鯉戦の模様を全局棋譜ライブ中継いたします!