本因坊文裕への挑戦権を争う、第77期本因坊戦
(主催:毎日新聞社/日本棋院/
関西棋院、協賛:大和証券グループ)の挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局が3月31日に日本棋院東京本院で行われた。
6勝0敗でトップに立っていた余正麒八段は芝野虎丸九段に敗れ、一方、1敗で追っていた一力遼棋聖は佐田篤史七段に勝ったため、挑戦は一力対余のプレーオフで決することになった。
挑戦者決定プレーオフは4月4日に(月)に行われる。
また、残る2局、許家元十段対羽根直樹九段戦は許が、鶴山淳志八段対本木克弥八段戦は本木が勝った。この結果、許が5勝2敗、芝野が4勝3敗で残留し、羽根、鶴山、本木、佐田がリーグ陥落となった。