ASEAN5カ国から囲碁指導者が集合


 日本棋院は、11月15日から20日の6日間にわたり、ASEANへの囲碁指導者向けの研修事業(助成:国際交流基金アジアセンター)を実施しました。
 参加者は、タイ、シンガポール、マレーシア、ベトナム、ブルネイの5カ国から、22名。
 現地囲碁協会のもと、普及のため囲碁指導を担っている若者たちを中心に、水間俊文七段の講義をはじめ、大学授業の視察等も含め日本での囲碁指導の方法を学びました。また、5カ国全てによるプレゼンテーションでは、現地での囲碁普及の現状、特に学校への囲碁授業導入のノウハウ等を紹介し、各国間での情報交換の場となり、ASEAN諸国の連携を強めることも出来ました。
 この事業は、2015年からスタートし、今回が最終年となりましたが、1年目事業の2倍以上の参加者が集結し、改めてASEANでの囲碁普及に対する関心の高さを実感することとなりました。