【ブラジル・囲碁隊員大募集】JICA海外協力隊(長期派遣)2022年度春募集


 地球の裏側ブラジルで囲碁を打つ人がいることをご存じでしたか?

 現在ブラジルには世界最多である約200万人の日系人が生活をしていると言われています。1908年の日本人移住開始後より各地域の日系社会では日本文化の一つとして囲碁が嗜まれてきました。現在は日系人以外のブラジル人の中にも徐々に囲碁を打つ人が増えてきています。

 そんなブラジル・サンパウロ市にはブラジル日本棋院があり日本棋院南米本部としての役割を担っています。囲碁の海外普及に尽力された故・岩本薫9段の貢献により1989年に設立されました。

 独立行政法人国際協力機構-JICAはブラジル国内における囲碁の指導・普及を目的として、2019年7月に初めてJICA海外協力隊員を派遣しました。その後新型コロナウィルス感染拡大の影響で約2年間の中断がありましたが、派遣隊員は現在ブラジルで指導や普及のためのワークショップなど精力的に活動しています。同隊員の活動の様子は、月刊「碁ワールド」6月号より掲載予定です。

 同隊員の活動は2022年8月までの予定となっており、この度、その後も継続して指導・普及活動を行うJICA海外協力隊員が募集されることとなりました。
 募集期間は、2022年5月20日(金)~6月30日(木)日本時間 正午締め切り
 詳しくは下記JICA海外協力隊ホームページをご覧ください。



サンパウロにあるブラジル日本棋院外観


対局室


入口に設置された故岩本薫九段の記念碑

お問い合わせ

独立行政法人国際協力機構(JICA)
海外協力隊募集事務局
TEL:045-410-8922 E-MAIL:contact@jocv.info
TEL受付時間 平日10:00~12:00、13:00~19:00(土日祝日を除く)