コンピュータ囲碁プログラムと棋士が19路盤で対戦する、第4回電聖戦(主催:電気通信大学エンターテイメントと認知科学研究ステーション、協賛:株式会社 囲碁将棋チャンネル、後援:公益財団法人日本棋院 、一般社団法人人工知能学会、コンピュータ囲碁フォーラム)が3月23日に東京調布市の電気通信大学で行われた。
第4回では棋士代表で小林光一名誉棋聖が出場し、コンピュータ囲碁プログラムの大会・第9回UEC杯で優勝したZen(開発者:チームDeepZen、3子局、黒半目コミ出し)と準優勝のdarkforest(開発者:Facebook AI Research、3子局、黒半目コミ出し)と対戦した。
結果は第1局のdarkforest戦が231手までで小林の白番中押し勝ち、第2局のZen戦は260手まででZenの黒番4目半勝ちで1勝1敗となった。
【第4回電聖戦第1局】
3子:darkforest 白:小林光一名誉棋聖 白番中押し勝ち
【第4回電聖戦第2局】
3子:Zen 白:小林光一名誉棋聖 黒番4目半勝ち
この模様は囲碁将棋チャンネルの囲碁プレミアムで生放送された。
また、囲碁将棋チャンネルでは5月29日(日)20時から21時46分まで特別番組を放送する。
日本棋院ネット対局「幽玄の間」では電聖戦の模様をライブ中継しました。