【ニュースリリース】日本棋院100周年ビジョンを策定



 6月23日、日本棋院(理事長・和田紀夫)では、日本棋院の創立90周年企画として、100周年に向けた「ビジョン」(以下「ビジョン」)を策定しました。
 「ビジョン」策定にあたりましては、6月2日の日本棋院理事会に答申された日本棋院100周年ビジョン「10の行動!」(100周年ビジョンプロジェクトチーム プロジェクトリーダー 日本棋院理事 堀義人氏(グロービス経営大学院学長))を基に日本棋院としての今後10年の取り組みのビジョンを策定したものです。

〈10の行動!〉
行動1.囲碁普及~囲碁人口の増大を
行動2.世界で勝てるプロ棋士を数多く育成する
行動3.大胆かつ抜本的な改革を実施し、財務基盤の確立を
行動4.地域対抗・実業団棋戦と囲碁コングレスの創設
行動5.ネット戦略を描き、幅広い層へアピール
行動6.メディア戦略~囲碁の知名度を徹底的に上げる
行動7.国際戦略~世界のGoの中心として日本が輝く
行動8.囲碁の研究を深め、データの蓄積~人工知能・科学との融合
行動9.地方の普及盛り上げと地域の活性化
行動10.囲碁ファンの声を尊重し、100周年に向け発展を!
  1. 「ビジョン」策定の背景及び目的
     世界では囲碁人口が増加していますが、日本における囲碁人口はピーク時に比較して大幅に減少していると言われています。また、世界棋戦において日本の棋士が活躍できない状態が続いています。
     日本棋院の経営を取り巻く環境が年々厳しさを増すなか囲碁人口の増加、世界棋戦での活躍を実現するため抜本的改革を図り、100周年を明るく迎えられるために「ビジョン」を策定しました。その実行に向けた「10の行動」を定めました。
  2. 今後の進め方
      今後、「ビジョン」につきましてはその実行を担保するため、毎年の日本棋院の理事会において進捗を報告し、レビューすることとします。
    ・ 本件に関する問い合わせ(日本棋院・事務局長、経営企画室)koho@nihonkin.or.jp