このたび、平成28年春の褒賞で、石田芳夫九段(24世本因坊秀芳)の「紫綬褒章」受賞が決定いたしました。
4月29日付けで授与されます。
4月29日付けで授与されます。
平成28年4月28日 公益財団法人 日本棋院
略歴
- 昭和23年8月15日、愛知県出身。67歳。
- 32年、9歳で木谷實九段に入門。38年入段、49年九段。
- 43年、第12期首相杯優勝(初タイトル獲得)
- 46年、第26期本因坊戦で林海峰本因坊を4-2で破りタイトル奪取。史上最年少本因坊(22歳10ヵ月)。以降5連覇で名誉本因坊の資格を得る。24世本因坊
- 49年、第13期旧名人戦で林海峰名人を4-3で降す。史上3人目の「名人本因坊」となる
- 旧名人1期、本因坊5期、王座2期、天元1期、NHK杯3期など。タイトル獲得数は24。
- 加藤正夫、武宮正樹と木谷門三羽烏の一人。「コンピューター」の異名を取る。
- 平成24年6月より東京棋士会会長
- 棋道賞最優秀棋士賞2回、秀哉賞3回、テレビ囲碁番組制作者賞、ジャーナリストクラブ賞受賞。
石田芳夫九段のコメント
「(受章は)素直にうれしいです。いただいたからには責任感を持ち、より自分を律していきたい。
棋士を50年以上やっていても囲碁はわかりません。アマの方には、わからないのは当たり前と思って楽しんでほしいですね。究明できないゲームというのが囲碁の一番の魅力です。
囲碁界はもっと世の中に囲碁の魅力をPRしていかなければいけません。棋院としてもっと盛り上げていきたい」
棋士を50年以上やっていても囲碁はわかりません。アマの方には、わからないのは当たり前と思って楽しんでほしいですね。究明できないゲームというのが囲碁の一番の魅力です。
囲碁界はもっと世の中に囲碁の魅力をPRしていかなければいけません。棋院としてもっと盛り上げていきたい」