― 第43回大倉喜七郎賞・第47回棋道賞の受賞者決定 ―
「大倉喜七郎賞」並びに「棋道賞」の受賞者が、下記の通り決まりました。
1. 「 第43回大倉喜七郎賞 」
大倉喜七郎賞は故大倉喜七郎氏の遺徳をたたえ、プロ、アマ、国内外を問わず囲碁普及に特に功労のあった方に贈られる賞で、第43回の受賞者は下記の3名の方々です。
※ 敬称略年齢順
○ | 稲嶺(いなみね) 惠一(けいいち) 沖縄県囲碁連盟顧問 80歳 |
平成20年から沖縄県囲碁連盟顧問 経済界、政界にとどまらず、普及活動に貢献。 並びに沖縄県少年少女囲碁育成会顧問として若い世代の囲碁普及発展に務めている。 |
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○ | 三留(みとめ) 喜代司(きよし) 榴石会会主 東京23区対抗囲碁の会会長 75歳 |
「榴石会囲碁まつり」を長年にわたり開催し、囲碁ファン拡大に尽力。 また、東京都23区対抗囲碁の会会長として新たな世代別地区対抗の団体戦を通して、囲碁普及に貢献。 |
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○ | 老川(おいかわ) 祥一(しょういち) 読売新聞グループ本社取締役最高顧問・主筆代理 72歳 |
昭和52年第1期から39年間「棋聖戦」の運営、実施に多大なる尽力。 平成23年から小学生を対象とした「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」を開催し、こども達の囲碁普及拡大に貢献。 |
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2月4日に開催された大倉喜七郎賞選考委員会で選考の後、同18日の常務理事会で決定しました。
( 同選考委員は淡河義正、大崎磐夫、夏樹静子、渡部恒三の各氏及び和田紀夫理事長、蛇川忠暉副理事長、山城宏副理事長 )
2. 「第47回棋道賞」
棋道賞は月刊誌「碁ワールド」の前身、「棋道」の時に創設され、今回で47回目となります。
日本棋院所属棋士が対象で、前年の成績を参考に、最優秀棋士賞をはじめ、優秀棋士、最多勝利、勝率第1位、最多対局、国際、女流、新人など各賞を、タイトル戦を主催、協賛する新聞各社・テレビ局の囲碁担当者が選考委員となり、選出します。
2月14日に開催された棋道賞選考会で各賞受賞者の選考が行われ、同18日の常務理事会で決定しました。
○ 最優秀棋士賞 | 井山 裕太棋聖・名人・本因坊・天元・王座・碁聖 |
○ 優秀棋士賞 | 該当者なし |
○ 新人賞 | 富士田 明彦新人王 、 一力 遼若鯉杯者 |
○ 女流賞 | 向井 千瑛女流本因坊 |
○ 最多勝利賞 | 井山 裕太棋聖・名人・本因坊・天元・王座・碁聖 |
○ 勝率第1位賞 | 一力 遼若鯉杯者 |
○ 連勝賞 | 富士田 明彦新人王 |
○ 最多対局賞 | 井山 裕太棋聖・名人・本因坊・天元・王座・碁聖 |
○ 国際賞 | 井山 裕太棋聖・名人・本因坊・天元・王座・碁聖 |
※ | タイトルは2014年2月14日現在 |
※ | 「第43回大倉喜七郎賞」および「第47回棋道賞」の授与式は、4月1日(火)午前11時より日本棋院で開催される合同表彰式にておこなわれます。 |
【 この件に関する問い合わせ 】 日本棋院総務人事部 : 03-3288-8601