公益財団法人日本棋院・東京本院の院生である栁原咲輝さん(11歳)が、令和5年度の女流特別採用推薦で、採用されることとなりました。今回の推薦は東京本院の院生師範全員から推薦を得て、審査会・常務理事会の承認を得て採用となりました。
正式採用は2023年4月1日からとなりますが、先行して2023年1月1日から公式戦に参加することとなります。
なお、栁原さんは日本棋院に所属する現役最年少棋士となり、女流棋士としては国内現役最年少となります。
【推薦理由】
2020年7月から東京本院院生在籍。2022年に行われた令和4年度女流特別採用棋士採用試験本戦において2位。その後、院生研修の5月期、7月期、9月期にAクラスに在籍。囲碁に臨む姿勢も素晴らしく、8月に行われた第37回ワールドユース囲碁選手権・年少の部において、準優勝。準決勝では中国の尹成志初段を破り、決勝進出した。11歳という年齢も含め、総合的に判断した結果、推薦に値すると東京本院の院生師範全員が一致した。
栁原咲輝さんのコメント
「最初に入段の推薦があると聞いた時はびっくりしましたが、すごく嬉しかったです。将来は世界で戦える棋士になりたいです。まずは二段を目指します。また仲邑菫先生のライバルになりたいです」