7月21日、日本棋院において「囲碁殿堂表彰委員会」が開催され、第12回囲碁殿堂入りとして、呉清源九段(ごせいげん、日本棋院名誉客員棋士)が選ばれました。
有識者、マスコミ関係者、日本棋院役員、棋士で構成された表彰委員会委員の内、出席された12名により、事前にノミネートされた候補者の中から投票により選出されました。
囲碁殿堂入りを果たした呉清源九段に対しては、顕彰レリーフを制作し、日本棋院会館地下一階の「囲碁殿堂資料館」にて展示を行う予定です。
有識者、マスコミ関係者、日本棋院役員、棋士で構成された表彰委員会委員の内、出席された12名により、事前にノミネートされた候補者の中から投票により選出されました。
囲碁殿堂入りを果たした呉清源九段に対しては、顕彰レリーフを制作し、日本棋院会館地下一階の「囲碁殿堂資料館」にて展示を行う予定です。
- 1. 囲碁殿堂入り決定者の経歴と主な業績
呉清源 1914(大正3)年-2014(平成26)年
中国福建省出身。「昭和の棋聖」と称される。
囲碁の天才少年として評判となり、日本の棋士にも知れ渡り、犬養毅や大倉喜七郎などの助力を受けて来日する。瀬越憲作門下となり、昭和4年三段を免許される。
木谷實とともに「新布石」の創始者としても知られる。
「打ち込み十番碁」で当時のトップ棋士をすべて先相先ないし定先に打ち込み、第一人者として君臨。
門下に林海峰名誉天元。 - 2. 今回のノミネート者
寛蓮、林元美、井上(幻庵)因碩、正岡子規、雁金準一、正力松太郎、呉清源、趙南哲 - 3. 過去の殿堂入り
第1回特別創設記念表彰:徳川家康、本因坊算砂、本因坊道策、本因坊秀策
第2回特別創設記念表彰:本因坊丈和
第3回表彰:本因坊秀和、大倉喜七郎
第4回表彰:本因坊秀甫
第5回表彰:本因坊秀栄、本因坊秀哉
第6回表彰:瀬越憲作
第7回表彰:木谷實
第8回表彰:岩本薫
第9回表彰:安井算哲(渋川春海)、陳毅
第10回表彰:喜多文子
第11回表彰:橋本宇太郎
【 この件に関する問い合わせ 】 日本棋院囲碁殿堂資料館:03-3288-8603