一般社団法人全日本囲碁連合は、2023年9月23日(土)~10月8日(日)に中国・杭州市で開催される「第19回アジア競技大会」に、日本オリンピック委員会(以下JOC)を通じて囲碁代表選手8名(男子5名、女子3名)を派遣することになりました。
男子団体戦に出場する5名のうち、残りの代表内定選手1名を決定するため、囲碁ナショナルチーム(Go・碁・ジャパン)監督・コーチが推薦する4名による代表予選を2月27日(月)、日本棋院東京本院にて実施、佐田篤史七段が予選通過し、代表に内定しました。
また、女子団体戦に出場する3名のうち、残りの代表内定選手1名を決定する代表予選を2月28日(火)に実施、上野梨紗二段が予選通過し、代表に内定しました。
本日の女子予選の結果をもって、JOCに推薦する代表内定選手、男子5名、女子3名の全員が決定しました。
なお最終的な代表選手は、JOCの承認を経て決定します。
佐田篤史七段コメント
「(代表になれたのは)素直に嬉しいです。昨晩はプレッシャーでよく寝れませんでした...。せっかく日本代表になれたので、しっかり準備して、本番前にベストな状態で、少しでも良いメダルを獲れるように他の日本代表チームの皆さんとがんばりたいです」
上野梨紗二段コメント
「ナショナルチームの監督・コーチに(予選参加者に)選んでもらい、とても嬉しかったです。姉(上野愛咲美四段)からは、いつものように対局を楽しんでと言われました。今回の機会を逃したくないと思っていて、事前に1時間の碁を練習して臨みました。他の日本代表チームの皆さんと団結して、頑張りたいと思います。」
対局の結果は以下の通りです。
男子予選
女子予選
- 決勝戦の結果(左側が勝者、△印は先番)
- 上野梨紗二段 8目半 △牛栄子扇興杯
「第19回杭州アジア競技大会」代表内定選手一覧
- 男子内定選手
- 女子内定選手