令和2年度冬季棋士採用試験が11月24日に終了し、曽富康さん(マレーシア出身)とフィトラ ラフィフ シドキさん(インドネシア共和国出身)の2名が規定の成績(日本棋院棋士採用規程・細則4・棋士採用試験本戦において勝率5割以上の成績)を収め、海外籍特別採用棋士として入段することになりました。
外国籍特別採用棋士は、囲碁の国際的な普及の増進を目的に設けられた制度で、囲碁先進国(日本・中国・韓国・台湾・北朝鮮)以外の国籍を有する院生が対象となります。
なお、マレーシア、インドネシア共和国の両国から棋士が誕生するのは、世界で初めてとなります。
外国籍特別採用棋士
- 氏名
- 曽 富康 (チャン フーカン)
- 生年月日
- 平成15年1月30日
- 出身
- マレーシア ペラ州
- 国籍
- マレーシア
- 師匠
- 洪清泉四段
- 成績
- 9勝5敗の成績で冬季採用試験4位
外国籍特別採用棋士
- 氏名
- フィトラ ラフィフ シドキ
- 生年月日
- 平成14年8月12日
- 出身
- インドネシア共和国
- 国籍
- インドネシア共和国
- 師匠
- なし
- 成績
- 9勝5敗の成績で冬季採用試験5位