第11回表彰
橋本 宇太郎( はしもと うたろう )
- 生年
- 1907年(明治40年)
- 没年
- 1994年(平成6年)
- 経歴( 棋歴 )
- 久保松勝喜代、瀬越憲作に師事し、入段後は「天才宇太郎」「火の玉宇太郎」などのニックネームを持ち人気を博す。
昭和18年、第2期本因坊に就位。通算3期つとめ、本因坊昭宇と号する。
十段、王座などのタイトルを持つ。69歳で棋聖戦決勝に進み、72歳で名人戦リーグ入りなど晩年まで活躍した。 - 主な業績
- 昭和20年、岩本薫七段との第3期本因坊戦第2局は「原爆下の対局」として語り継がれている。
関西棋院理事長を務めるなど、関西での囲碁の普及発展に多大なる功績を残した。