第14回表彰
正岡 子規 ( まさおか しき )
- 生年
- 1867(慶応3)年
- 没年
- 1902(明治35)年
- 経歴(棋歴)と主な業績
- 伊予国(愛媛県)出身
歌人、俳人。評論、随筆など活躍は多方面に渡り、近代俳句と短歌を確立したことで知られる。子規といえば野球との関連が知られているが、囲碁にも造詣が深く、多くの漢詩、俳句、随筆等に囲碁に関係する作品を残している。その内容が評価されたことに加え、今年生誕150年を迎えて注目されている事もあり、表彰委員の票を集めた。
代表句 碁に負けて忍ぶ恋路や春の雨
真中に碁盤据ゑたる毛布かな
淋しげに柿食ふは碁を知らざらん
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