第17回表彰
藤沢 秀行(ふじさわ ひでゆき)
- 生年
- 1925(大正14)年
- 没年
- 2009(平成21)年
- 経歴(棋歴)と主な業績
- 神奈川県横浜市出身。福田正義門下。「強烈な努力」の言葉を残す。
昭和15年入段。山部俊郎、梶原武雄とともに「戦後三羽烏」「アプレゲール三羽烏」と称された。日本棋院第一位決定戦、旧名人戦、天元戦等創設されたタイトル戦の初代優勝者となることから「初物食い」の異名を持つ。昭和57年棋聖戦6連覇を成し遂げ、名誉棋聖の称号を得る。平成4年王座戦防衛、最高齢タイトル記録(67歳)。門下に高尾紳路九段ら。自分の弟子以外の若手棋士の指導にも力を注ぎ、中国・韓国の棋士からも尊敬されている。