仲邑 菫 女流棋聖 1勝 − 2勝 上野 梨紗 二段
日時場所結果
第1局 1月18日(木)13時〜 神奈川県平塚市
ホテルサンライフガーデン
仲邑菫女流棋聖
白中押し勝ち
第2局 1月25日(木)13時〜 東京都千代田区
「日本棋院東京本院」
上野梨紗二段
白中押し勝ち
第3局 2月5日(月)13時〜 東京都千代田区
「日本棋院東京本院」
上野梨紗二段
黒中押し勝ち

就位式

2月22日


「ここまで来られるとは思っていなくてびっくり」と語る上野女流棋聖

〈 就位式 〉
 2月22日に女流棋聖就位式が東京都文京区「東京ドームホテル」で行われた。「応援してくれた師匠や家族のおかげで勝つことができました」と上野梨紗女流棋聖。


藤澤門下のメンバーで記念撮影
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第3局

2月5日


17歳7ヵ月で女流タイトル初獲得した上野二段

〈 第3局 〉
 本局は上野二段が中盤で主導権を掴み、緩むことなく厳しく追及し続けた内容となった。「目標としてきた『女流タイトル獲得』ができて嬉しい。来期も自分らしい碁を打てるように頑張ります」と上野二段。仲邑女流棋聖は「韓国で鍛えて、応援してくださるファンに恩返ししたい」と語った。


終局直後の様子。検討が始まらず、両者とも盤面を眺めていた


多くの報道陣が史上初のタイトル戦10代対決の決定局にかけつけた
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第2局

1月25日


終局直後の感想戦風景。中盤で難解な攻防が繰り広げられた

〈 第2局 〉
 上野梨紗二段が対仲邑菫女流棋聖で初白星(1勝7敗)を掴んだ。「良いところなく終わるのがすごく嫌だったので、1回返せて少し安心した」と上野二段。「内容的にしょうがない。もう一局多く打てるのが楽しみですし、今回の反省点を活かしたい」と仲邑女流棋聖。


「中盤戦でうまく打てた」と本局を振り返った上野二段


「中盤では悪そうな手を打ってしまったのが反省点」と仲邑女流棋聖
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第1局

1月18日


対局前、記念撮影に応じる両対局者

〈 第1局 〉
 タイトル戦挑戦手合では史上初となる10代対決は、中盤で仲邑菫女流棋聖が主導権を奪い、白星スタートを切った。局後のインタビューで「次戦も勝敗を意識せず、自分の力を出し切りたい」と仲邑女流棋聖。「錯覚もあり、まずい内容の碁でした。次戦までの1週間、詰碁をやって読み抜けがないようにしつつ、時間の使い方も改善していきたい」と上野二段。


「国内での最後のタイトル戦、悔いが残らないように頑張りたい」と仲邑女流棋聖


「普段の手合であまりしないミスだったので…。詰碁をやるしかないですね」と上野二段
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