一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第4局が12月6日(月)午前9時から 兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われた。
結果は199手まで関航太郎七段が黒番中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績を3勝1敗でタイトルを奪取した。
関は初の七大タイトルを獲得。規定により7日付で八段に昇段する。また、入段から4年8か月での七大タイトル獲得となり、史上最速(2位は2019年・第44期名人芝野虎丸王座の5年1か月)となった。
関七段のコメント
(本局を振り返って)「序盤からずっと打ちたい手を打てた。大石を取りに行ったところでいくつも見落としがあって取れたのは運が良かった。一応実力は出し切れたのかと思う。」
(今シリーズを振り返って)「開幕前はここまで戦えると思ってなかったので、結果も内容も自分の実力以上のものが出たと思う。」
「天元戦は今年初めて本戦に入ることができたぐらいで、まさかここまで来られると思わなかったので、ちょっと出来過ぎのところもあるが、今までやってきたことが結果として残せたのはすごくよかった。」
一力天元のコメント
(本局を振り返って)「本局だけではなく最近はタイトル戦でこういう簡単なミスが続いているので、結果はしょうがないかなと思う。」
(今シリーズを振り返って)「全体的にミスが多すぎたかなという感じでした。またゼロからやり直すしかないかなと思う。」
終局は16時53分、残り時間は持ち時間3時間のうち、黒3分、白1分だった。
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一力 遼 天元 | 関 航太郎 七段 |
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第4局が12月6日(月)午前9時から 兵庫県洲本市の「ホテルニューアワジ」で行われる。
五番勝負の見どころを特集ページに、両対局者の意気込みを対局者プロフィールページに掲載している。
対局の進行は、当サイトや日本棋院のネット対局「幽玄の間」およびYouTubeの日本棋院囲碁チャンネルで観戦できる。
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第3局が11月25日(木)午前9時から 福岡県久留米市の「ホテルマリターレ創世 久留米」で行われた。
結果は182手まで関航太郎七段が白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績を2勝1敗とした。
関七段のコメント
「(全体を振り返って)ずっと判断が難しい碁で、特にハネてノビ(白102,104)辺りの打ち方が難しくて、多分間違えていると思うが、それなりに実力は出せたかと思う。
(次局に向けて)最近は色々忙しく、今日の対局は精神的にも疲れていてちょっと厳しいかと思っていたが、いい形で4局目を迎えられるので2週間しっかり準備したい。」
一力天元のコメント
「判断が難しかったが、白84と切られて受け気味の展開になってしまったので、ちょっとまずかった。最後は正しく打てれば難しかったと思うが分からなかった。」
終局は16時36分、残り時間は持ち時間3時間のうち、黒1分、白2分だった。
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一力 遼 天元 | 関 航太郎 七段 |
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第3局が11月25日(木)午前9時から 福岡県久留米市の「ホテルマリターレ創世 久留米」で行われる。
五番勝負の見どころを特集ページに、両対局者の意気込みを対局者プロフィールページに掲載している。
対局の進行は、当サイトや日本棋院のネット対局「幽玄の間」およびYouTubeの日本棋院囲碁チャンネルで観戦できる。
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第2局が11月16日(火)午前9時から札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」で行われた。
結果は286手までで一力遼天元が白番中押し勝ちをおさめ、シリーズ成績を1勝1敗とした。
一力天元のコメント
「55、57と打たれてみるとはっきりまずくて苦しいかなと思ってました。
ハネ二段から急所でこの右辺や中央付近が少し厚い格好になって悪いなり少し難しくなった。
左下を取らせて右下コウになって、中央のコウ材は効かないので左上の(白が)生きるコウ材が効けば少しイケそうかなと。
反省点が多い碁でした。序盤の左上もそうですし、秒読みに入ってからかなり乱れたので、その辺りは修正しなければいけない所かなと思います。
(次局が)すぐ来週あるので気を引き締めて頑張りたいと思います。」
関七段のコメント
「(序盤の)この形は第2局のために準備したというわけではなくて、もともとそれなりに知識があったので実戦の進行でなら評価は悪くないと思っていた。
この辺(右辺中段)で誤算があって結構形勢を損ねたと思う。中央の打ち方ももうちょっといい打ち方があったと思う。
(中盤は難解だったと思うが)いろいろ難しいところが多い上時間もあまりなく難しいところが多く、正しく打ててないところが多すぎた。
抜かれて(白150)から判断も難しくて徐々に損したと思う。
右辺でひとつわかりやすい見落としがあった点が反省点と、中央の死活をもうちょっと活き方を探さなくてはいけなかった。何がいけなかったは今はわからないが、中盤以降が反省点です。
(第3局に向けて)今日のはちょっと残念だったが内容的には結構楽く打てているので、うまく打てているかは別として楽しめている。
第3局も期待して打てればいいかなと思う。」
終局は18時12分、残り時間は持ち時間3時間のうち、黒1分、白1分だった。
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一力 遼 天元 | 関 航太郎 七段 |
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第2局が11月16日(火)午前9時から札幌市厚別区の「ホテルエミシア札幌」で行われる。
五番勝負の見どころを特集ページに、両対局者の意気込みを対局者プロフィールページに掲載している。
対局の進行は、当サイトや日本棋院のネット対局「幽玄の間」およびYouTubeの日本棋院囲碁チャンネルで観戦できる。
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第1局が10月5日(火)午前9時から愛知県南知多町の「源氏香」で行われた。
結果は130手までで関航太郎七段が白番中押し勝ちをおさめ先勝した。
関七段のコメント
「白18と二間に打ってみたもののあまり研究が無くて、オサエて形が崩れちゃって序盤からずいぶん時間を使ってあんまり良いペースじゃないかなと思ってました。
戦いにして難しくしようと思って(白40と)やりました。白52とカタツキしたときは少し盛り返したのかなと。
白116とコスんでまだ全然難しいですが、どちらかというとイケているのかなと思いました。
最高の環境を用意していただいて普段より集中できたと思います。
他の棋戦もあり大変なスケジュールですが体調を整えて、今日のように集中して打てればと思います。」
一力天元のコメント
「白62とツケられて打ち方難しくなっちゃったので、出てオシたりした(黒57、59)のが少し早かったかもしれない。
黒69で74の方に打つことも考えたのですがどっちが良いかはわからなかった。
結果的には実戦は地が大きかったですし、ただ戻るようでは明らかにおかしかった。
やはり地合いは大変だったので厳しく攻めないといけないと思っていました。
ハネた手(黒107)でもう少し追及して、このコスミ(黒103)も正しいかはわからなかったのですけれども実戦のケイマ(白106)されては苦しいのかなと。
最後もそうですが内容的にまずすぎたので2局目はもう少し良い碁を打てるようにしたい。
1ヶ月以上空きますしその間に他のタイトル戦も非常に大きい対局も残ってるので切り替えてやっていきたいと思います。」
終局は16時13分、残り時間は持ち時間3時間のうち、黒2分、白3分だった。
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一力 遼 天元 | 関 航太郎 七段 |
一力遼天元に関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負【主催:新聞三社連合】の第1局が10月5日(火)午前9時から愛知県南知多町の「源氏香」で行われる。
五番勝負の見どころを特集ページに、両対局者の意気込みを対局者プロフィールページに掲載している。
対局の進行は、当サイトや日本棋院のネット対局「幽玄の間」およびYouTubeの日本棋院囲碁チャンネルで観戦できる。
一力遼天元への挑戦者を決める第47期天元戦挑戦者決定戦芝野虎丸王座対関航太郎四段戦が9月9日(木)に東京都千代田区の日本棋院東京本院で行われた。
結果は196手まで関が白番中押し勝ちをおさめ挑戦権を獲得するとともに七段昇段を決めた。
関は自身初の七大タイトル戦挑戦となる。第1局時点で入段から4年6ヶ月での挑戦となり、入段から史上最速での挑戦手合出場記録となる(これまでの記録は、2019年・第44期名人戦での芝野虎丸の4年11ヶ月)。
第1局時点の年齢は19歳10ヶ月で、史上4人目(5例目)の10代での挑戦手合出場。
芝野の天元戦挑戦手合出場はならなかった。
関のコメント
「(現在の気持ちは)天元戦ではこのような結果とできたが、他棋戦ではよい結果がでていない。挑戦手合を打てるのは自分自身驚いているところがあるが、しっかりと準備して臨みたい。(一力天元とは初手合となるが)トップ棋士相手に今の自分がどれだけ打てるのか自分自身楽しみ。光栄に思っている」
芝野のコメント
「今年はあまり成績がよくないのでこの天元戦もがんばりたいと思っていたが、負けてしまったので王座戦に集中してがんばりたい」
一力遼天元に関航太郎が挑戦する第47期天元戦挑戦手合五番勝負第1局は10月5日(火)に愛知県南知多町の「源氏香」で開幕する。
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芝野 虎丸 王座 | 関 航太郎 七段 |
一力遼天元への挑戦者を決める第47期天元戦挑戦者決定戦が9月9日(木)に行われる。
挑戦者決定戦に進出したのは芝野虎丸王座と関航太郎四段。
対局は9日の午前10時より日本棋院東京本院で行われる。
持ち時間は3時間で同日夕刻に決着の見込み。
芝野も関も勝てば初めての天元位挑戦となる。
この対局は当サイトおよび日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継される。