すべての日本の子供達に 囲碁の素晴らしさを伝えたい
これは、囲碁という技芸を研鑽発達させるとともに、囲碁という我が国の誇るべき伝統文化を次世代へと引き継ぎ、囲碁を通して社会に貢献することを目的とした日本棋院にとりまして、最も重要な使命の一つです。
「囲碁少年少女育英資金」は、日本棋院理事長としてこの使命実現のために文字通り命を賭して情熱を注ぎ込み、志半ばで急逝した故加藤正夫氏の一周忌を期して、氏の遺志実現と棋院の使命とにご賛同いただいた多くの皆様の善意が集まり創設に至りました。当育英資金は、子供達を愛し、囲碁を愛し、囲碁という文化にご理解頂いた多くの方々の思い出を、日本棋院に託されたものと考えています。
このような皆様の思いに最も適った事業として、私ども日本棋院は育英資金により下記事業を実施いたします。
これらの事業の推進により、囲碁を通して子供達の教育と健康に資することで、棋院の公益法人としての使命を果たすと共に、社会に貢献することを当育英資金の目的といたします。
囲碁少年少女育英資金の概要
- 責任者
- 日本棋院 理事長 故 加藤正夫氏
- 設立
- 平成18年8月1日
- 設立趣意
- 「日本中の子供達に囲碁の素晴らしさを伝えたい」という故加藤正夫理事長の遺志と、日本棋院の使命に賛同いただいた多くの皆様の善意が集まり創立された。
- 事業内容
- (1) 囲碁の才能育成のための奨学金事業
(2) 囲碁の学校教育への導入推進事業
(3) 子供たちの囲碁大会支援、普及支援事業
その他、目的を達成するための必要な事業 - 資産
- 設立当初の寄付金 1,800万円 、 棋院からの当初拠出 500万円
計2,300万円を当初資金とし、寄付金、利息、その他収入および日本棋院からの拠出金をもって運営する。 - 運営方法
- 日本棋院常務理事会が運営の責任を負う。
運営は囲碁少年少女育英資金運営委員会に委託する。