日韓中勝ち抜き団体戦・農心杯第3ラウンド直前スペシャル(第3部)―GO!碁!ジャパン!
農心杯第3ラウンドに挑む、日本チーム
2月21日(月)からは第23回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第3ラウンド!ということで、最終回にあたる第3部では我らが日本チームのメンバー紹介を行います!
井山 裕太棋聖
棋聖、名人、本因坊、王座、碁聖の5冠を有する不動の第一人者。第2ラウンドで4連勝し、日本を首位に立たせました。格調高い独創的な棋風が多くのファンを魅力します。第3ラウンドの初戦では中国の羋昱廷九段と対戦予定。
井山棋聖コメント
「これまでと同様、相手がどうと言うよりも自分のベストを尽くすことに集中し、少しでも良いコンディションで臨めるように努めたいと思っております」。
一力 遼九段
日本が誇る闘将。昨年、名人戦と碁聖戦で井山棋聖とフルセットの大熱戦を繰り広げました。日本の棋士が苦戦する世界戦で応氏杯ベスト4などの実績がある、世界のトップと互角に渡り合える数少ない棋士です。
一力九段コメント
「自身のコンディションを整え、優勝に貢献できるよう頑張ります」。
余 正麒八段
関西棋院のエース。令和三羽烏(許家元十段、芝野虎丸九段、一力遼九段)と同年代です。最年少リーグ入り(本因坊・当時)や王座戦、十段戦挑戦など実績多数。現在、すべてのリーグ(棋聖Sリーグ、名人リーグ、本因坊リーグ)に在籍しています。
余八段コメント
「井山先生の4連勝はすごかった。自分も日本チームの優勝に貢献できるように頑張ります」。
一力九段と余八段は第3ラウンドに向け、本番と同じ持ち時間(持ち時間1時間、秒読み1回1分)で練習対局を行っているそうです。
一力九段「井山棋聖は強いけれど、相手も非常に強く、大変な戦いになると思う。なので、いつでも出られるように準備しています」。
世界一の夢をつかめるか、2月21日から第3ラウンドが始まります!
* 第3ラウンドの模様は「囲碁将棋プレミアム」で生放送されます。