棋士の岡田結美子です。

　この程、「東京都健康長寿医療センター研究所社会参加と地域保健研究チーム」飯塚あい先生の研究を、囲碁ファンの皆様へ、ご紹介させて頂きます。

　科学評論社から出版されている学術誌・老年科に『囲碁による認知機能低下抑制』として、これまでの研究を日本語で簡潔にまとめた総説が掲載されたとの事です。

　一部、抜粋させて頂きます。
「囲碁は認知症機能の低下抑制に効果的なだけでなく、認知症との共生、高齢者の社会参加促進、孤立防止、生きがいと持続的幸福の創造に寄与する可能性が高い」囲碁が認知機能の低下を抑制させる可能性が、研究によって示されたそうです。

　私は、昨年、日本棋院にて行われました「心をつなぐ囲碁」イベントにて、飯塚あい先生の講演「囲碁による認知症予防・進行抑制効果」をお聞きしました。

　日本棋院HPにてコラムとしてご紹介させて頂きました。
https://www.nihonkiin.or.jp/etc/mailmagazine/merumaga20210625.html

　囲碁によって人とつながり、幸せを作り出す効果があるなら、素晴らしい事ですね！ 　今後の研究がとても楽しみです。

• ★　ご紹介サイト
  地方独立行政法人　東京都健康長寿医療センター研究所
  「～人生100年時代の生涯学習のススメ～」
  https://www.tmghig.jp/research/cms_upload/df7faf4d7d09aa851f89a330d27a78cc_1.pdf