第18回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第10戦が、2月21日に中国の上海市で行われ、日本の5番手として井山裕太九段が登場。韓国の5番手、朴廷桓九段と対戦した。
本棋戦は、日中韓の勝ち抜き団体戦。日本は、一力遼七段、村川大介八段、河野臨九段、張栩九段、井山というメンバー構成。9月27日に中国の吉林省で行われた第1戦で一力が1勝をあげたあとは、中国の范廷鈺九段が破竹の7連勝。第9戦で韓国の朴が范の連勝を止めたところまでが第2ラウンドまでの対戦結果だった。日韓ともに「大将」の井山と朴を残すのみ、中国は4名もメンバーが残っている。
本棋戦は、日中韓の勝ち抜き団体戦。日本は、一力遼七段、村川大介八段、河野臨九段、張栩九段、井山というメンバー構成。9月27日に中国の吉林省で行われた第1戦で一力が1勝をあげたあとは、中国の范廷鈺九段が破竹の7連勝。第9戦で韓国の朴が范の連勝を止めたところまでが第2ラウンドまでの対戦結果だった。日韓ともに「大将」の井山と朴を残すのみ、中国は4名もメンバーが残っている。
その第3ラウンド第10戦が日韓対決となり、結果は196手まで朴の白番中押し勝ち。
井山が敗れたことで、日本勢が姿を消した。
明日22日は韓国・朴と中国の2番手の対局が行われる。
無念の投了――。盤面を凝視し、唇をかみ検討を続ける井山。
韓国の朴も踏ん張りどころは同じ。井山を破り、望みをつなぐ
検討を続ける両雄。盤側から見守るのは日本の「GO・碁・ジャパン」の山城宏監督(左)
第18回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第10戦終局図
黒 井山裕太(日本) 白 朴廷桓(韓国)
196手まで、白中押し勝ち
第18回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は日本棋院ネット対局「幽玄の間」で生中継いたします。
実施概要
- 日程
- 第1ラウンド・中国延吉(第1戦~第4戦):2016年9月27日(火)~9月30日(金)
第2ラウンド・韓国釜山(第5戦~第9戦):2016年11月25日(金)~11月29日(火)
第3ラウンド・中国上海(第10戦~第14戦):2017年2月21日(火)~2月25日(土) - 出場棋士
- ■ 日本
■ 韓国
- 朴廷桓九段
- 李世乭九段
- 姜東潤九段
- 金志錫九段
- 李東勲八段
- 柯潔九段
- 柁嘉熹九段
- 范廷鈺九段
- 連笑七段
- 范蘊若五段