日本、中国、韓国、中華台北のシニア棋士16名で争う「2022 1004島 新安国際シニア囲碁大会」の準決勝と決勝戦が6月22日(火)に行われた。日本からは小林光一九段、高尾紳路九段、武宮正樹九段の3名が、中華台北代表として王立誠九段、王銘琬九段の2名が大会に参加しており、21日の1回戦と2回戦で小林光一九段と王銘琬九段が勝ち上がっていた。
準決勝の小林―王戦は王が中押し勝ちを収め決勝へ進んだ。午後に行われた決勝戦では韓国の劉昌赫九段と対戦し、劉が中押し勝ちで優勝を決めた。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各国間の移動制限が生じているため、本大会はインターネット対局にて行われます。この対局の模様は、インターネット対局「幽玄の間」にて配信しました。
また準決勝と決勝戦の模様は日本棋院囲碁チャンネルで放映しました。
準決勝・決勝の結果
■決勝の結果 ※左側が勝者。△印は先番劉昌赫九段(韓国) 中押し △王銘琬九段(中華台北)
■準決勝の結果
△王銘琬九段(中華台北) 中押し 小林光一九段
劉昌赫九段(韓国) 中押し △金栄桓九段(韓国)
棋戦概要
- 棋戦名
- 2022 1004島 新安国際シニア囲碁大会
- 協賛
- 全羅南道、新安郡
- 協力
- 日本棋院、中国囲棋協会、台湾棋院、新安郡囲碁協会
対局概要
- 対局日時
- 6月21日(火)1回戦10時(日本時間)、2回戦15時(日本時間)
6月22日(水)準決勝10時(日本時間)、決勝15時(日本時間) - 対局場所
- 日本棋院東京本院6階(日本・中華台北選手)、全羅南道新安郡(韓国選手)
中国棋院(中国選手) - 対局方式
- コミ6目半、持時間各30分、秒読み60秒3回
- 優勝賞金
- 3,000万ウォン
出場棋士
- 日本
- 韓国
- 曺薫鉉九段、徐奉洙九段、崔珪昞九段、劉昌赫九段、金栄桓九段、金燦佑六段
- 中国
- 曹大元九段、兪斌九段、常昊九段
- 中華台北
- ワイルドカード
- 金秀壮九段(韓国)、李昌鎬九段(韓国)