張栩名人に芝野虎丸八段が挑戦する第44期名人戦挑戦手合七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が9月17日(火)9時に岐阜県岐阜市の「岐阜グランドホテル」で始まった。
持ち時間は各8時間、10分前から1分の秒読みとなる。1勝1敗勝で迎えた第3局。勝ち越すのどちらか、ぜひご注目ください。
詳細は、主催の朝日新聞社の報道と観戦記、週刊碁や月刊碁ワールドの記事にてお楽しみください。
また『幽玄の間』では中野寛也九段の解説で棋譜ライブ中継を、日本棋院囲碁チャンネルでは映像ライブ配信(1日目、2日目)を行っています。併せてご覧ください。
両対局者の前夜祭でのコメント
張栩名人「1、2局目と1勝1敗ですが、反省すべきところがたくさんあって、まだまだ満足のいくような内容ではないと自分では思っています。明日から2日間、いい内容の碁を見せられるよう頑張りたいと思います。」
芝野挑戦者「名人戦も3局目ということで、そろそろ慣れてきたのではないかと言われることが多いのですが、3局目ともなると新しい挨拶が思いつかず困りました。今回、岐阜には初めて来させて頂いたのですが、対局以外の時間がそんなに取れないようなので、明日からの対局でいい内容の碁を見せて、好感度を上げてからまた来たいと思います。」
名人戦挑戦手合七番勝負は、日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。