文裕が64手目を封じる【第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第7局】


本因坊文裕
VS
芝野虎丸王座

 10連覇を目指す本因坊文裕(=井山裕太九段)に、史上最年少本因坊獲得を目指す芝野虎丸王座が挑戦する 第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負(主催:毎日新聞社、 日本棋院、関西棋院/協賛:大和証券グループ) 第7局が7月6日(火)に山梨県甲府市 「常磐ホテル」で開始した。
 定刻の9時00分に立会人の片岡聡九段の合図により、最終第7局のため再度ニギリが行われ芝野の先番と決まり対局が始まった。 午前中は43手まで進み、消費時間は文裕2時間5分、芝野55分だった。午後は両者時間を使いながら進行し文裕が64手目におよそ54分使い、17時に封じる意思を示した。 1日目の消費時間は持ち時間各8時間のうち、文裕が4時間20分、芝野が2時間40分だった。この対局は7日(水)9時に再開され同日夜に終局の見込み。

 対局については「毎日新聞」、 「日本棋院囲碁チャンネル」の映像ライブ配信 (1日目2日目)、 およびネット対局「幽玄の間」等にてご覧いただけます。
 また詳細・解説については「毎日新聞」の観戦記、 毎週月曜日発売の「週刊碁」、 毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてご覧いただけます。


第76期本因坊戦挑戦手合七番勝負第7局 封じ手局面図

黒:芝野虎丸王座 白:本因坊文裕

(幽玄の間解説:内田修平七段
文裕が封じて1日目が終了
封じ手封筒
対局室外観
難しい顔の検討室の棋士たち
左から、記録係:常石隆志四段、 常務理事:大淵盛人九段幽玄の間解説:内田修平七段、 関西棋院理事:瀬戸大樹八段、立会人:片岡聡九段、 新聞解説:趙善津九段、映像解説:孫喆七段
日本棋院囲碁チャンネルに出演中の、孫喆七段木部夏生二段
両者の昼食:常磐名物・カレーうどん御膳
文裕おやつ:フルーツ盛り合わせ、アイスレモンティー
芝野おやつ:カリン・エ・ショコラ(チョコレートケーキ)





陣容

タイトルホルダー 本因坊文裕(棋聖・名人・本因坊)
挑戦者 芝野虎丸王座
立会人 片岡聡九段
新聞解説 趙善津九段
記録 常石隆志四段大西研也四段
大盤解説→中止→映像解説 解説:孫喆七段、聞き手:木部夏生二段
幽玄の間解説 内田修平七段
日本棋院囲碁チャンネル 孫喆七段木部夏生二段、他

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