韓国主催の国際シニア棋戦、日本、韓国、中国、中華台北の4つの国と地域の16名の棋士によるトーナメント戦「2021 1004島新安国際シニア囲碁大会」が12月21日(火)に開幕した。
日本棋院からは、日本代表として小林光一九段、依田紀基九段、
武宮正樹九段の3名が、中華台北代表として王立誠九段、
王銘琬九段が出場した。
22日は、10時より行われた準決勝で王銘琬が韓国の徐奉洙九段に時間切れ勝ちをおさめ決勝進出を決めた。依田は惜しくもここで敗退。14時より行われた決勝は、
王銘琬と準決勝で依田を破った韓国の劉昌赫九段が対戦。結果は266手までで劉が半目勝ちをおさめ優勝を飾り優勝賞金は3000万ウォンを手にした。
王銘琬は優勝にあと一歩と迫ったが惜しくも届かなかった。
本棋戦は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い各国間の移動制限が生じているため、インターネット対局にて行われる。
この対局の模様は、「日本棋院囲碁チャンネル」(日本棋院所属棋士の対局のみ)、
ネット対局「幽玄の間」にてライブ配信いたしました。
準決勝の結果(左勝者、△先番)
12月22日(水)10時~勝者 | 相手 | |||
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王銘琬九段 | 中華台北 | 時間切れ | △徐奉洙九段 | 韓国 |
△劉昌赫九段 | 韓国 | 2目半 | 依田紀基九段 |
決勝の結果(左勝者、△先番)
12月22日(水)14時~勝者 | 相手 | |||
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△劉昌赫九段 | 韓国 | 半目 | 王銘琬九段 | 中華台北 |
棋戦概要
- 棋戦名
- 2021 1004島新安国際シニア囲碁大会
- 協賛
- 新安郡
- 協力
- 日本棋院、中国囲棋協会、台湾棋院、新安郡囲碁協会
対局概要
- 対局日時
- 1回戦 12月21日(火)10時(日本時間)
2回戦 14時(日本時間)
準決勝 12月22日(水)10時(日本時間)
決勝 14時(日本時間) - 対局場所
- 日本棋院東京本院6階(日本・中華台北選手)
新安エルドラドリゾート(韓国選手)
中国棋院(中国選手) - 対局方式
- コミ6目半
持時間各30分、秒読み30秒3回 - 優勝賞金
- 3,000万ウォン
出場棋士
- 日本
- 韓国
- 徐奉洙九段、徐能旭九段、金日煥九段、劉昌赫九段、金栄桓九段、金鐘秀九段
- 中国
- 聶衛平九段、兪斌九段、芮廼偉九段
- 中華台北
- ワイルドカード
- 曺薫鉉九段(韓国)、崔珪昞九段(韓国)