七段以下・20歳以下の棋士と院生が参加する、第2回ゆうちょ杯囲碁ユース選手権~中野孝次メモリアル~【特別協賛:ゆうちょ銀行、特別協力:朝日新聞社】の準決勝と決勝戦が9月13日(日)に東京・市ヶ谷の日本棋院本院で行われた。
12時から行われた準決勝では許家元三段が余正麒七段を、また本木克弥七段が孫喆三段をそれぞれ下し決勝へ進んだ。
15時から行われた決勝戦では許が143手まで黒番中押しで本木を下し、優勝をおさめた。
許は本棋戦の前身の第10回中野杯で優勝をしている。
両対局者のコメント
許「(最後は)読み切りでは無かったけれど、コウになってやれそうかと思った。
セキが残っているので何とかなるかと思った」
本木「全然何も分からなかった。右上で持ち込んだかと思い、何かやらなくてはと仕掛けたがうまく行かないみたいです」
第2回ゆうちょ杯囲碁ユース選手権決勝 終局図
黒:許家元三段 白:本木克弥七段 黒番中押し勝ち(幽玄の間解説:富士田明彦四段)
この対局は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたしました。
また囲碁将棋チャンネルの囲碁プレミアムでもライブ配信を行いました。