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「平成四天王」羽根直樹碁聖へ「令和三羽烏」一力遼八段が挑戦する第45期碁聖戦(特設ページ)(新聞囲碁連盟主催)挑戦手合五番勝負が7月18日(土)、石川県金沢市「北國新聞会館」で開幕する。
羽根の連覇(通算3期)となるか、一力が初の七大タイトル獲得となるか注目のシリーズ。とりわけ4月に河北新報社の記者となった一力にとっては碁聖戦の主催紙でもありこの棋戦への思いは人一倍強いはずだ。
これまでの両者の対戦成績は羽根の5勝4敗。直近の3試合は一力の2勝1敗と拮抗している。2020年の成績は羽根が8勝10敗(コロナ再開後3勝4敗)、一力が21勝7敗(コロナ再開後8勝2敗)であり一力の好調さが伺える。また白番に限ると12勝1敗と絶好調。第1局のニギリにも注目だ。
石川県で行われる挑戦手合は通算60回目、碁聖戦は3期連続36回目。羽根は5回目の挑戦手合で過去3勝1敗。一力は初の挑戦手合。
七大棋戦挑戦手合の成績は羽根が9回タイトルを獲得、7回は涙を飲んだ。一力は井山の前に5回涙を飲んでいる。
このシリーズの模様は「日本棋院囲碁チャンネル」、日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。どうぞお楽しみに。
また主催各新聞、「週刊碁」「月刊碁ワールド」にて詳細な解説を掲載いたします。