芝野虎丸王座への挑戦権を争う第68期王座戦(日本経済新聞社主催)挑戦者決定戦、
張栩九段-許家元八段戦が9月18日に東京都千代田区「日本棋院東京本院」で打たれ、
許が246手までで白番中押し勝ちをおさめ挑戦権を獲得した。許の挑戦手合出場は2019年の第45期天元戦以来。令和三羽烏(芝野虎丸、一力遼、許家元)同士での挑戦手合は初。芝野虎丸王座との第68期王座戦挑戦手合五番勝負は10月に開幕する。
張の7期ぶり挑戦はならなかった。
終局後のコメント
- ◯許家元八段
- 「(挑戦手合は)ベストを尽くしてがんばりたい。芝野王座に最近は勝てていない。厳しい戦いだと思うが全力を尽くしたい」
- ●張栩九段
- 「真ん中がこんなにひどいことになるとは思わなかった。もう少し良い図があるとは思うが読みきれなかった」
第68期王座戦挑戦者決定戦
黒:張栩九段 白:許家元八段
この対局の詳細については「日本経済新聞」、
日本棋院ネット対局「幽玄の間」、毎週月曜日発売の「週刊碁」、
毎月20日発売の月刊誌「碁ワールド」等にてお楽しみください。