本因坊文裕(井山裕太九段)に山下敬吾九段が挑戦する第73期本因坊戦挑戦手合七番勝負【主催: 毎日新聞社】の第1局が5月15、16日(火、水)に山口県萩市の「明倫学舎」で行われた。
結果は、256手までで山下が黒番半目勝ちをおさめシリーズ先勝となった。終局は20時21分、持ち時間8時間のうち残り時間は黒番の山下が1分、白番の井山が3分だった。
第2局は23、24日(木、金)に京都府京都市の「二条城」で行われる。
両対局者のコメント
本因坊文裕「連勝はいつか止まるとは思っていたし、そこは気にしなかった。次はもっといい内容の碁を打ちたい」
山下九段「封じ手のあと中央の打ち方がまずくて雰囲気が悪くなった。今日の碁は納得いかないところもあり、次はもう少し納得のいく碁を打ちたい」
第73期本因坊戦第1局終局図
黒:山下敬吾九段 白:本因坊文裕
(幽玄の間解説:溝上知親九段)
現地陣営
本因坊戦七番勝負は日本棋院ネット対局「幽玄の間」でライブ中継いたします。
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