【日本棋院創立100周年記念文字詰碁「100」】出題 張栩九段


 日本棋院創立100周年を記念して作られた文字詰碁「100」です。
 黒先白死です。
 全体で一つの問題になっています。白全体を殺して下さい。例えば右側の「0」は死んだけれど真ん中の「0」は生きてしまったというのは失敗です。

ヒント
まずは一番左側の白一子の逃げ出しにどう対応するかがとっかかりになります。
張栩九段コメント
 私が文字詰碁でこだわっているのは全ての石に意味を持たせることです。正直「100」は大きな形になるので納得のいくものができるか不安がありましたが、思いのほか良い詰碁になりました。最後は100を構成する白石を全て繋げて仕留めるという、美しい仕上げになっています。100周年のお祝いに相応しい一問になったのではないでしょうか。
張 栩九段

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