王立誠九段の文化庁長官表彰について


 このたび日本棋院所属の王立誠九段が12月1日に発表された令和2年度文化庁長官表彰に選ばれましたので、ご報告申し上げます。
 なお、日本棋院から本表彰に選ばれるのは平成30年度に表彰された武宮正樹九段以来2人目となります。

王立誠九段のコメント

この度は文化庁長官表彰という名誉に与り、誠にありがとうございます。台湾から来日してちょうど50年。振り返ると、本当にたくさんの方々に支えられてきました。このような名誉ある表彰に与ることができたのは、支えてくださった皆様のおかげだと思っております。今回の栄誉を励みとし、これからもなお一層の研鑽を重ね、囲碁を通し日台文化交流に少しでも役立てるよう精進してまいります。
王  立誠九段

文化庁長官表彰とは

文化活動に優れた成果を示し、我が国の文化の振興に貢献した方々、または日本文化の海外発信、国際文化交流に貢献された方々に対し、その功績をたたえ文化庁長官から表彰される。

王立誠九段の選考理由

永年にわたり、囲碁棋士として第一線で活躍するとともに、囲碁の普及・振興の取組にも努め、我が国の文化芸術の振興に多大な貢献したことが評価された。