
書籍定価2,750円(税込)
- 発売日
- 2018年6月29日
- 著者
- 井山裕太
B5判/
208頁
前人未到のさらに先へ 井山裕太七冠再び
平成29年10月、井山裕太は2度目の七冠を成し遂げました。
七冠を2度達成は棋界初。この偉業が評価され、30年2月、井山は将棋の羽生善治氏とともに国民栄誉賞を受賞します。国民栄誉賞はそれまで23名と1団体に授与されましたが、棋士が表彰されたのは史上初でした。
本書は、七冠だった井山が六冠に後退してから再び七冠になるまでの1年間と、国民栄誉賞受賞をまとめたものです。七大タイトル戦挑戦手合決定局7局は、井山の自戦解説でお届けします。井山がどんな心境で各タイトル戦に臨んだのか、対局中、どんな読みをしていたのかがよく分かります。なお、7局中4局は『月刊碁ワールド』での自戦解説を再編集したものです。
七大棋戦の歴史や特徴も紹介。井山の偉業を記念し、七大棋戦を主催する各社から原稿が寄せられました。
編集協力=読売新聞社(棋聖戦主催)、朝日新聞社(名人戦主催)、毎日新聞社(本因坊戦主催)、日本経済新聞社(王座戦主催)、新聞三社連合(天元戦主催)、新聞囲碁連盟(碁聖戦主催)、産経新聞社(十段戦主催)
2018年6月 日本棋院