書籍定価1,870円(税込)
- 発売日
- 2017年6月28日
B6判/
256頁
古典詰碁の魅力碁経衆妙・官子譜・発陽論
本書は、有名な3冊の古典『碁経衆妙』(ごきょうしゅうみょう)、『官子譜』(かんずふ)、『発陽論』(はつようろん)を、林漢傑七段の監修により紹介したものです。
本書の姉妹書『古典詰碁の世界』では、有名な2冊の古典『玄玄碁経』(げんげんごきょう)と『死活妙機』(しかつみょうき)を紹介しています。
碁経衆妙は、江戸時代後期に林家十一世・林元美が編纂したもの。官子譜は、中国・明代末期から清代初期の棋書。発陽論は、江戸時代中期に三世井上因碩が著しました。
碁経衆妙、官子譜、発陽論にはさまざまな問題が収められていますが、林七段がその中から実戦に役立つ問題を選択し、編纂しました。また、練習問題を多数作成。原題を解きやすくしてくれます。
なお、本書は『月刊碁ワールド』付録・古典詰碁掲載号を元に再編集したものです。
2017年6月 日本棋院