書籍定価1,430円(税込)
- 発売日
- 2020年11月13日
- 著者
- 石井 邦生
B6判/
224頁
名伯楽が振り返る 私と井山、師弟の歩み
井山裕太の師匠、石井邦生九段が師弟の歩みを振り返りました。
二人の出会いは、テレビ番組の収録現場だったとのこと。「ミニ碁一番勝負」という番組に、少年・井山が出場。解説を担当していた石井は、裕太くんのリズムよく打つ姿に「囲碁の申し子だと思った」といいます。
師弟関係が結ばれると、石井は裕太くんの天賦の才を最大に伸ばすべく、様々な工夫をこらすことになりました。
裕太くんが院生になって始めたお手紙交換もその一つ。裕太くんが対局の棋譜をとり、質問を添えて郵送、石井が解説をして返信。当時のやりとりを再現します。
なお、「井山の師匠である前に一人の棋士」と石井、本書は棋士・石井も振り返っています。
2020年11月 日本棋院