書籍定価1,320円(税込)
- 発売日
- 2011年12月 1日
- 著者
- 小長井克
B6判/
224頁
序盤戦で優位に立つ 実戦的な定石の使い方
上級から二、三段向き。難しい定石は必要なしというのが本書の骨子であり、それよりも局面にマッチした石の方向を知ることが大切と教える。ときには定石外れの手も有効となることもある。というと内容が高度に過ぎるのでは、と心配になってくるが、全局図をふんだんに使い、文字数を少なくしていることでカバーしている。
1・「構想力を試す」 2・「ここでどう打つ」 3・「教室の生徒さんのQ&A」 4・「置碁・虎の巻」の4章からなる。とくに3章は、生徒さんの生の声が伝わってくるようで、本書の中では一番の見どころとなっている。 「打ち過ぎ撃退法」「布石、その後の攻防」は姉妹本で、前者は小長井八段が解説者、後者は著者である。
2011年12月 日本棋院