週刊碁6月1日号

週刊碁6月1日号

2015年5月25日発売

  • 第6回おかげ杯囲碁トーナメント戦
  • 新初段シリーズ・宇谷俊太新初段
  • 碁界90年を支えた巨人たち・加藤正夫名誉王座

特集内容

【第6回おかげ杯囲碁トーナメント戦】

第6回おかげ杯囲碁トーナメント戦(主催・横丁棋院、日本棋院、協賛・株式会社濱田総業、後援・伊勢市、株式会社赤福、有限会社伊勢福、株式会社中日新聞社、三重テレビ放送株式会社、三重エフエム放送株式会社)が5月14、15日の両日にわたり、三重県伊勢市で行われた。1回戦は五十鈴川沿いで、2回戦は横丁棋院、そして準決勝と決勝戦は「杉風荘」で行われ、関西棋院の余正麒七段が3連覇を狙う一力遼おかげ杯者に勝利し、初優勝を飾った。

【新初段シリーズ・宇谷俊太新初段】

 『奥様は18歳』なるテレビドラマがかつて大ヒットした。4、50代以上の読者なら夢中になった方も多いだろう。何でもかんでも若いほうがいいとの風潮はいろんな世界に広がっている。スポーツ、芸能、そして現代の碁界にも。「棋士は入段が早くないと…」。そんな常識に挑むのが平成27年度関西総本部棋士採用試験を突破した宇谷俊太だ。題して『新入段者は22歳』。