【第２回ゆうちょ杯囲碁ユース選手権準々決勝】

第２回ゆうちょ杯はベスト８が出揃い、準々決勝を迎えた。甲子園の高校野球でも準々決勝が一番面白いといわれるように、優勝を狙う有力候補、一発にかける精鋭が入り乱れ、大熱戦を繰り広げた。その中から、昨年準優勝の本木克弥三段と同じくベスト４の呉柏毅初段の一戦をメインでお届けしよう。本木三段の会心のツケに注目していただきたい。

【第61回全国アマチュア本因坊決定戦】

17歳―15歳の決勝戦、これは何のアマ棋戦か。８月22、23日に行われた、第61回全国アマチュア本因坊決定戦（主催・毎日新聞、日本棋院、後援・関西棋院、特別協賛・アフラック、協賛・スターツグループ、瀧久雄）に、新風が吹いた。ベスト４を15歳から24歳が占め、誰が優勝しても初優勝。決勝は、芝野龍之介くん（神奈川）―林隆羽くん（埼玉）となった。史上初の若き決勝を制したのは、17歳の芝野さん。初出場で初優勝、おまけに史上最年少という、記録づくめの快挙を成し遂げた。