
特集内容
【金竜城杯第2回世界囲碁団体選手権】
3人一組の団体戦・金竜城杯第2回世界囲碁団体選手権が12月16日から22日にかけて中国の広州市で行われた。優勝は韓国チーム(朴廷桓九段、金志錫九段、李東勲五段)。ライバルの中国チーム(柯潔九段、時越九段、周睿羊九段)を破り連覇を達成した。日本チーム(依田紀基九段、蘇耀国九段、余正麒七段)は4位、日本ワイルドカードチーム(小林光一九段、趙治勲九段、王立誠九段)は9位に終わった。
【二十四世本因坊秀芳選・2015ベスト5局】
2015年の囲碁界は、年頭の棋聖戦三連覇から年末の天元位奪還まで、井山裕太六冠一人舞台の様相であった。そんな中、若手の台頭は目を見張るものがあり、また女流碁界では華やかなタイトル交代劇が見られ、例年にも増して熱闘が繰り広げられた。今年一年を振り返り、「本因坊秀芳の選んだこの5局」をお届けする。