【第３回グロービス杯世界囲碁Ｕ―20】

若手の世界ナンバーワンを決める第３回グロービス杯世界囲碁Ｕ―20が４月22から24日にかけて東京都千代田区のグロービス経営大学院で行われた。決勝には日本の許家元三段と中国の李欽誠初段が勝ち上がり、李が許に白番中押し勝ちして初優勝を飾った。許は第１回大会に続いて惜しくも準優勝に終わった。日本は６選手が出場し、グループリーグを許と芝野虎丸二段が突破した。

【第８回応氏杯世界選手権】

４年に１度行われる第８回応氏杯世界選手権（主催：応昌期基金）は中国上海市で４月20日から中１日で25日にかけて、１回戦から準々決勝までの３回戦が行われ、各国のトップ選手30名がトーナメント戦で火花を散らした。日本から羽根直樹九段、山下敬吾九段、張栩九段、結城聡九段、蘇耀国九段、河野臨九段の６名が出場し１回戦で山下、張、結城、蘇が敗退。２回戦では羽根が敗れ河野への期待が集まったが、河野は中国の時越九段に準々決勝で敗れた。