
特集内容
【若手棋士座談会】
七冠独占後も本因坊と碁聖を軽々と防衛して、もはや無敵と思われる井山裕太七冠。来たる名人戦も「おそらく防衛」というのが大方の予想だろう。しかし、このまま手をこまねいていては、囲碁界は倦怠ムードに陥ってしまう。「束になってかかれば何とかなるのではないか」との考えのもと、週刊碁編集室では伊田篤史八段、平田智也七段、寺山怜四段ほか若手棋士を招いて、「井山七冠の弱点」を探ってもらった。
【アンティ・トルマネン初段に聞く】
18年ぶりの欧米出身棋士として話題のアンティ・トルマネン初段が、夢だった日本での棋士生活をスタートした。インタビューの最中、まっすぐ記者の目を見ながらきちんとした日本語で話す真摯な姿勢に、思わずこちらがドキッとしてしまうほど。なにより目が澄んでいるのがいい。そんなトルマネン初段に囲碁への思い、故郷フィンランドのこと、そして将来の夢を語ってもらった。