特集内容
【第12回春蘭杯世界囲碁選手権】
第12回春蘭杯世界囲碁選手権の1、2回戦が中国江蘇省泰州市「春蘭国賓館」で3月21、23日に行われた。日本からは一力遼八段(20)、本木克弥八段(22)、余正麒七段(22)、許家元七段(20)、芝野虎丸七段(18)が参戦。本木が1回戦で韓国の李世ドル九段(35)に快勝するも、2回戦は中国の辜梓豪九段(20)に及ばず。残る4名は1回戦で敗れ、日本はベスト8に駒を進めることが出来なかった。準々決勝は中国5人、韓国3人の布陣で年末に争われる予定。
【電王戦ファイナル】
日本最強の囲碁AI・DeepZenGoがこれまで敗れた棋士3人に挑戦する「電王戦ファイナル」3番勝負第1局、対ミ昱廷九段(中国)戦が3月24日に中国の北京で行われ、ニコニコ動画(ドワンゴ)で中継された。結果はミ九段の黒番中押し勝ち。第2局は朴廷桓九段(韓国)と、第3局は趙治勲名誉名人と対戦する。囲碁AI開発プロジェクト「DeepZenGoプロジェクト」はこの3番勝負を最後に終了し、DeepZenGoは引退することとなった。