特集内容
【第43期新人王戦決勝三番勝負第2局】
17歳、入段3年目の広瀬がうれしい初タイトルを獲得した。「第43期新人王戦決勝三番勝負第2局」が東京・市ケ谷の日本棋院で行われた。広瀬優一二段の先勝を受けたこの第2局は、序盤に大西研也三段がポイントを挙げて先行。しかし広瀬がしぶとく追い上げて中盤に逆転。最後は黒番4目半勝ちをおさめ、2連勝で新人王に輝いた。本局の立会は神田英九段、記録は外柳是聞二段と金子真季初段。
【2018三星火災杯世界囲碁マスターズ】
2018三星火災杯世界囲碁マスターズ16強戦、8強戦が、10月1日、2日に韓国・大田の三星火災儒城研修院で行われた。日本代表の井山裕太九段は、16強戦で李軒豪七段を破ったものの、8強戦で謝爾豪九段に敗れた。持ち時間は2時間、1分の秒読み5回。コミは6目半。準決勝三番勝負は11月に行われる予定で、柯潔九段―謝爾豪九段、唐韋星九段―安国鉉八段の組み合わせとなった。