【第67期王座戦五番勝負第４局】

今秋の主役ともいうべき芝野虎丸名人が井山裕太王座に挑戦している第67期王座戦五番勝負（主催・日本経済新聞社）の第４局が11月29日に愛知県蒲郡市の「銀波荘」で行われ、白番の芝野が284手までで半目勝ちをおさめ、新王座の誕生となった。詳細は本紙でどうぞ！

【第14回広島アルミ杯若鯉戦】

「最高のヒーローにサインがもらえたね」。表彰式の後、優勝者にお祝いの言葉を送ろうと待っていた親子の言葉が耳に残る。11月23日と24日に広島県広島市「中国新聞ビル」で行われた「広島アルミ杯若鯉戦」（出場資格・30歳以下、七段以下）。六浦雄太七段（20）との本命同士による決勝戦を制した第14回の覇者は、広島出身・平田智也七段（25）だった。全棋戦を通じて初の優勝という栄冠を手にし、思わずこぼした涙。そこには本棋戦に懸ける強い思いがあった。