週刊碁3月2日号

週刊碁3月2日号


2020年2月25日発売

  • 第44期棋聖戦七番勝負第4局

  • 第1回博多・カマチ杯女流オープン戦1、2回戦
  • 小川誠子七段 お別れの会

特集内容

【第44期棋聖戦七番勝負第4局】

秒読みの中、踏ん張った――。井山裕太棋聖の3連勝で迎えた第44期棋聖戦七番勝負(主催・読売新聞社)第4局。2月14、15日の両日、福岡県太宰府市の「九州国立博物館」で打たれ、挑戦者の河野臨九段が231手までで先番中押し勝ち、欲しかった1勝を手にした。これで河野の復調となるか、それとも井山が8連覇を決めるか、第5局は2月26、27日、神奈川県箱根町の「ホテル花月園」で行われる。


【第1回博多・カマチ杯女流オープン戦1、2回戦】

若手を中心に盛り上がる女流碁界に、新たな棋戦が誕生した。「第1回博多・カマチ杯女流オープン戦」の1・2回戦が2月15、16日に日本棋院東京本院で開催された。本棋戦には予選を勝ち抜いた10名の棋士と5人のシード選手、さらにワイルドカードとして黒嘉嘉七段が参戦。上野愛咲美女流本因坊、藤沢里菜女流立葵杯、向井千瑛五段、牛栄子二段の4名が4月14日に福岡県福岡市で行われる準決勝に進出した。