特集内容
【令和三羽ガラス! 芝野・一力・許座談会】
昨年、最年少で二冠に就いた芝野虎丸名人・王座、棋聖S・名人・本因坊の3リーグに在籍する一力遼八段と許家元八段。並み居る若手強豪の中でも、この3名が頭一つリードした感がある。彼らに「令和三羽ガラス」と名づけ、日本囲碁界をけん引していって欲しいという期待を込めて、週刊碁編集室が夢の座談会を企画した。三者三様の人柄と強さの魅力を紙面の許す限りお伝えしよう。
【新初段シリーズ・北澤昌章新初段】
今年、中部総本部からプロデビューするのは、北澤昌章新初段、18歳だ。中学生のときより地元の長野県上田市から特急に乗って片道4時間かけて、院生手合に通い続けた。その努力のかいあって、今年最後と思って臨んだプロ試験に合格し、子どもの頃からの夢をやっと叶えた。胸を貸す秋山次郎九段を「だいぶ苦しかった」といわしめた熱闘譜をご覧いただこう。