週刊碁3月30日号

週刊碁3月30日号

2020年3月23日発売

  • レーティング考

  • 栗田佳樹さんインタビュー
  • 院生システム解説、春のプレゼントクイズ

特集内容

【レーティング考】

囲碁や将棋のような1対1のゲームで、個人の実力を数値化する「レーティング」。この手法で各棋士の実力を測ってみたところ、井山裕太棋聖は、十段を失った昨年4月時点で首位の座から転落。芝野虎丸名人(20)、一力遼八段(22)、許家元八段(22)の「令和3羽ガラス」の間でもまれている、という結果になった。「タイトル数」「賞金額」以外の実力指標として、この「レーティング」の角度から考えてみた。


【栗田佳樹さんインタビュー】

今、囲碁ファンの間で最も注目を集めているのは、もしかしたらこの人ではないだろうか。アマチュア強豪の栗田佳樹さん。棋聖戦FTと阿含桐山杯に参戦し、目下、棋士に8連勝中。棋聖戦では堂々のCリーグ入りを果たしてしまった。いったい何者なのか。なぜそんなに強いのか。栗田さんの言葉もお借りしてご紹介しながら、間もなく開幕するCリーグへの抱負を語っていただいた。