特集内容
【夢の5対5】
テレビをつければコロナ一色。ステイホーム、三密、ソーシャルディスタンス…。コロナだけでなく、ストレスも次から次へと人間を襲ってくる。囲碁界には思いもよらない影響が。まさか手合いがすべてストップされる事態になろうとは。世の中、つらいことがあればいいこともある。タイトル通り、まさに夢のような企画が実現した。『夢の5対5』、対抗戦だ。こんな時でも楽しめる囲碁って、やっぱりいいね!
【第1回野狐囲碁人気争覇戦決勝三番勝負第3局】
1勝1敗で最終局決着にもつれ込んでいたインターネット棋戦、第1回野狐囲碁人気争覇戦の決勝三番勝負第3局は4月22日に打たれ、中国の童夢成八段が井山裕太九段に259手までで黒番3目半勝ち。井山は惜しくも優勝を逃した。頂点にこそ立てなかったが、日本勢のこれほどの快進撃は記憶にあるだろうか。世界を席巻する中国勢を次々と打ち破って、日本の第一人者としての存在感を示した。