【第９回応氏杯世界囲碁選手権】

４年に１度開催される国際棋戦、第９回応氏杯世界囲碁選手権の１、２回戦、準々決勝が９月８日～11日にかけてネット対局で行われた。日本からは井山裕太九段、芝野虎丸九段、一力遼八段、河野臨九段、村川大介九段、許家元八段が出場し、一力がベスト４に進出する大活躍を見せた。対局の詳細は本紙紙面にて。

【一力遼碁聖インタビュー】

子どもの頃から「モノが違う」と囁かれていた天才・一力遼。その才とは裏腹に、歩んできた道は順風満帆とはいかなかった。５度のタイトル挑戦失敗。多くの悔し涙を経て、ついに掴んだタイトル「碁聖」。その遠回りは、きっと運命だった。碁聖獲得以降、絶好調の一力にスポットライトを当てよう。師匠・宋光復九段、同門・平田智也七段らの言葉と共に、一力の半生を、振り返っていく。