【第15回広島アルミ杯若鯉戦】

30歳以下、七段以下で争われる第15回広島アルミ杯若鯉戦（特別協賛・広島アルミニウム工業）の本戦が11月21日、22日に広島県広島市の「相鉄グランドフレッサ広島」で行われた。決勝戦に進んだ藤沢里菜女流三冠と孫喆七段の一戦は藤沢が半目勝ちし、女流棋士による公式戦男女混合棋戦で史上初となる記録を打ち立てた。

【第39期女流本因坊戦五番勝負第５局】

最終局にもつれ込んでいた第39期女流本因坊戦五番勝負（主催・共同通信社）は、挑戦者の藤沢里菜女流名人が上野愛咲美女流本因坊に黒番半目勝ち。２期ぶり、通算４期目の女流本因坊位獲得を果たした。藤沢は22日に広島アルミ杯・若鯉戦でも半目差で優勝。男女混合棋戦を初めて女流棋士が制したことで話題となっていた。３日後の25日にさらにタイトルを上乗せし、四冠（広島アルミ杯、女流本因坊、女流名人、女流立葵杯、博多・カマチ杯）を達成した。