週刊碁5月31日号

週刊碁5月31日号

2021年5月24日発売

特集内容

【藤沢里菜女流本因坊インタビュー】

手合日はお手製の勝負飯の出番だ。本人によれば、『良さげな店の良さげな肉をしっかり焼き』、卵とシラスとほうれん草の炒め物と決めているそうだ。食中毒を避けるため、火を通すことのみに集中している。集中力は、早碁にも共通する「コツ」という。藤沢里菜女流本因坊は強いだけじゃない。盤を離れれば、楽しく、明るく、かわいく、面白い。そして、とにかくよく笑う。寡黙な印象を持たれがちな棋士像を塗り替え、いよいよ男女の垣根の破壊に向かう。ちなみに、極端なメンクイです。


【大阪こども囲碁道場】

2019年2月の立ち上げから2年余りでプロを誕生させた「大阪こども囲碁道場」。それも3人同時というのは快挙である。8日には3人の入段を記念したトーナメントを開くなど、その存在を大きくアピールしている。プロ養成の関西の拠点として今後も期待される同道場を、代表・吉川一三段、小松大樹三段や新入段者の声をお伝えして紹介する。